「格ゲーマー VS 加藤純一軍団 VALORANT」を振り返る
目次
はじめに
先日2022/6/30㈭に格ゲーマーと加藤純一軍団のヴァロラントによるオンライン対戦が行われました。今回はこの配信を振り返りたいと思います。
まず何故振り返るのかと言うと、個人的に歴史的なイベントだったからです。
VALORANTって何?
ざっくり説明するとオンラインで銃を撃ち合うゲームです。
マルチプレイヤーFPSで今回は5VS5の試合を13勝先にした方が勝利となります。
スパイクと呼ばれる爆弾を設置して起爆する攻撃側とそれを阻止する防御側に分かれて戦います。
格ゲーマーって何?
ストリートファイターⅤ(以下ストⅤ)という格闘ゲームのプロを中心に結成されたチームです、
・ウメハラ
・オオヌキ
・マゴ
・総師範KSK
・こくじん
ウメハラさんとマゴさんは現役のストⅤプロプレイヤーで、オオヌキさんは格ゲー5神と呼ばれた人物、
総師範KSKさんは現在では多くの元従業員がプロゲーマーとして活動するゲームセンターVISIONを過去に経営していてさらにはゲーム配信のパイオニア的存在として知られています。
最後にこくじんさんも昔格ゲープレイヤーとして数々の大会に出場、現在はゲーム配信等で活躍し加藤純一さんと多くのコラボをしており今回の大会を開催するきっかけを作った人物です。
加藤純一軍団って何?
ゲーム配信者5人で結成されたチームです、
・加藤純一
・もこう
・はんじょう
・おにや
・蛇足 → ゆゆうた(代打)
加藤純一さんはニコニコ動画出身のゲーム配信者で現在主にYouTubeとツイッチでゲーム生放送をしています、
今回の参加者の中でも絶大な人気を誇り2022年3月に行われた結婚式の同時接続数は45万人を越えていたそうです。
学生時代から格ゲーを嗜みこくじんさんとコラボを何度も行っており今回のイベント開催のきっかけとなった人物です。
もこうさんもニコニコ動画出身で現在はYouTubeで動画投稿を中心にツイッチでも配信したり幅広い活躍をされています。
はんじょうさんは僕も大好きなスプラトゥーンの有名プレイヤーとして活動し加藤純一さんのファンであり恐らくニコニコ超会議というイベントでの共演をきっかけに仲良くなりその後数々のコラボを行っています。
おにやさんもYouTubeやツイッチで活躍しておりマインクラフトの2B2Tという10年以上一度もリセットされていないサーバーの動画などが有名です。
そして最後に蛇足さんは歌い手でFPSゲームなども得意な方です、得意が故に今回初心者ばかりの格ゲーマーチームと差が生まれてしまう為、代打であるゆゆうたさんと交代しました。
その代打として出場したゆゆうたさんはピアニストとしてYouTubeで動画投稿をしたりツイッチでゲーム配信をされています。
何故個人的に歴史的なイベントだと思うのか
本当に個人的な理由ですが、僕は格ゲーマーを見るのが好きで更に加藤純一軍団の配信を見るのも好きです。
両方のチームそれぞれ忙しい人達なので個々にコラボすることはあってもこのようなイベントとしてシューティングゲームの配信を共にするのが僕の記憶では初めてだったからです。
更に、お互いのチームにシューティングゲーム初心者が数名いてイベント開催決定から本番当日までの期間なんとか企画を成立させようと、
必死でゲームに取り組む様子も見てて面白かったのも歴史的と名を打ってもおかしくないイベントだと思う理由です。
これまで交わることのなかった両軍団
そしてもう1つ触れたかったのが加藤純一軍団と格ゲーマー達の大きなイベントでの交流が行われた点です。
何も知らない人達からは何かVALORANTで試合やるんだなぁくらいしか思わないかもしれないし、
片方の軍団しか見てこなかった層からすれば相手は誰なんだ?程度の捉え方しかないかもしれません。
しかし両軍団のそれぞれのメンバーの配信を広く浅く見てきた身としてはこのようなイベントはとても珍しく両界隈が交流したら面白いし嬉しいなと思っていたので昔からの願いが叶った気分です。
まず、
格ゲーマー達はプロプレイヤーのスケジュールの忙しさとその合間を縫って個人配信もあり、
加藤純一軍団も人気の配信者達ですのでなかなか時間を合わせて集まるのは難しいと思います。
加えて加藤純一さんが本人の人気が故にコラボする相手のコメント欄が荒れてしまうこともあるようで格ゲーマー達には迷惑を掛けたくないと配信で何回か言っていたのを記憶しています。
それもあってこくじんさんと仲が良く自身も格ゲー好きであるにも関わらずこのようなイベントをやってこなかったのだと推測できます。
そして、
ここからは完全な予想ですが加藤純一さんが結婚式を機に出席者とコラボをするようになりました、
これは恐らく出席してくれたお礼の意味もあると思います、普段出ないようなラジオに出演したり相手がゲストを迎える形式の動画に初めて出てみたり、
何かきっかけがあれば出たいなぁと思っていたかもしれませんが、もちろん本人の配信や動画が第一だし一生懸命1つ1つ取り組むので睡眠時間を削ったりするなど、
なかなか物理的な時間の意味でも実現出来なかったのではないでしょう。僕はそう見てます。
これらの難しい状況を乗り越え両軍団のVALORANT対決が実現したのだと思って改めて見てみると、よりレアなイベントなんだなぁと楽しむことができます。正直実際は分かりませんがww
前哨戦6/27
本番は6/30で決まっていたのですが顔合わせとお互いの練習を兼ねて6/27急遽前哨戦が行われました、
結果は加藤純一軍団が圧勝した形になりこれにより頭一つ抜き出た実力を持つ蛇足さんがチームを抜け代わりにシューティングゲーム初心者のゆゆうたさんが参加する事になりました。
もともとエンジョイイベントなので勝敗は関係なく対戦を楽しむだけで良かったのですが、格ゲーマー達が一方的に負けるのが目に見えてる状況だと勝敗を楽しみにしてる人からするとイベントが成立しなくなるのでそれを危惧して、
本番までの短い期間で格ゲーマー達が真剣にVALORANTの練習に励みました。
後述しますがいやぁこの短期間の練習が凄かったww
負けるにしてもそれまでの期間最善を尽くしてみようという姿勢は流石ゲーム配信を長年やってきた人達なんだなぁと思います、その取り組みができるから人気があるのでしょうね。
本当にFPS初心者なので一方的に負けても仕方ないよねぇと僕も思っていたのですが何とかしようと奮闘する様が本番までの数日間とても楽しく配信で見れました。
個人的には本番よりここがハイライトと言っても良いかもしれません。
本番6/30
とにかく練習時間が短かったのでアセントというマップだけに絞り格ゲー軍団の猛練習が始まります、
オオヌキさんとマゴさんがFPS初心者でウメハラさんに至ってはキーボードを膝置きにするべきか迷う状態でした。
日頃から格闘ゲームをやってる人には当たり前ですがアーケードコントローラーというゲームセンターの筐体のボタンとレバー部分を長方形のコントローラーとして独立したものを膝の上に乗せて操作するのが通常なのです。
逆にFPSを普段遊ぶ人からすると信じられませんがウメハラさんが迷ったのはそういう理由からだと推測できます。
格ゲーのプロであり普段からFPSもやっていた立川さんがコーチとなり座学と実践を交えて1日10時間ほど練習する人もいました、
オオヌキさん曰くこれほど短期間で集中して練習したゲームは格闘ゲーム以外でないそうです、
仲間と大会に向けてこれだけ情熱を注ぐことも久しぶりだったでしょうからお互い大変だったけど良い思い出になったのではないでしょうか、
しかも格闘ゲームはチームを組んでも基本的に試合は1対1で行いますからね。
この頑張りを聞いた敵の加藤純一軍団はもともとスプラトゥーンやAPEXの経験があるはんじょうさん、
同じくAPEXの大会参加等で加藤純一さん、もこうさん、おにやさんもそれなりの経験がありVALORANTはあまり分かってない状態でした、
更にゆゆうたさんは全くFPS初心者だったようで危機感を感じ練習を直前で解禁していました。
結果的に2勝1敗で加藤純一軍団の勝利で終わりましたが、
FPSというのはエイムが大事です、エイムとは画面中央の照準を動くキャラクターに合わせて銃を撃つ事でとても難しく長い時間遊んでいてもなかなか身に付くものではありません、
格ゲー軍団は連携とマップの知識を活かすことくらいしか短期間で対抗する手段はありませんでした、
それでも1勝できたのは個人的に凄いと思いました、やはりゲームをやりこみ配信者としてもリスナーにイベントとして恥ずかしくないようにしたい強い気持ちが強くあるんだなぁと、短期間の猛練習の成果が本番で出せるのも凄いなと思いました。
そしてVALORANTは1勝するに同じマップで13回試合に勝利する必要があります、13回となると運だけでは無理で実力が必ず勝敗に結び付くので付け焼刃ではあるのでしょうがとても頑張った結果だと言えますね。
まとめ
決着がついて終わりの挨拶をした時に今後も何かしらイベントをやりたいという趣旨の発言が両方からあったのでとても楽しみです、
直近では格ゲーのプロはSFLというイベントがあってかなりの時間を割くのでそれ以降期待できそうです。
そしてこの大会の後に別のメンバーも加えた格ゲー軍団だけでVALORANT大会が行われFPS等をツイッチで普段配信してる人気ストリーマーの釈迦さんが解説と言う形でゲストに来てくれました。
釈迦さんからまた別の配信者繋がりで楽しいイベントが行われたらとても嬉しいなと思います。
にじさんじ甲子園2022を浅く広く楽しみたい①
目次
はじめに
みなさんVtuber見てますか?私も見てます。
4年くらい前からにじさんじやホロライブさらに個人Vも見てきました。
その当時はいわゆる箱推しもできてたのですが、
2年位前からデビューする人数が多すぎて全体的に追う事が難しくなりました。
1人だけ追いかけるライバーを決めてどの配信も全て楽しむのも良いのですが、
コラボなどをきっかけに他のライバーの魅力も知り関係性などもみていくのがこれまた楽しいんですよねぇ。
そこで!!浅く広く楽しもうと考え大会など大きなイベントをしっかり把握するようにして、
個人の配信は全て追わず自分の好きなゲーム実況などに厳選していく事にしました。
もうホントに次から次に面白い人がデビューするもんで、
最近はデビューからあっという間に100万人YouTube登録者を達成したサロメさんや、
ホロライブのアメリカ所属ガウルグラさん、サメちゃんですね、すら一度も見たことがありません;;
おいおいまとめて一気に見るかあるいは切り抜きに頼ろうかなと、、
このにじさんじ甲子園も当然すべて見る事は物理的時間的に無理なので切り抜き動画で補っていこうかなと思ってます。
世の切り抜き師さん達ありがとう;;
「大会」ってどんなのがあるの?
たくさんイベントはあるのですがまずは、
・人狼
・クイズ
これらオンラインゲームの対戦を使用せず多数のライバーで配信するものがあります。
あとはゲーム大会ですねぇ、
・マイクラ
・パワプロ
ざっと挙げてこんなところですかねぇ、もちろん他にもたくさんあります。
例えばマイクラならにじさんじだけのプライベートなサーバーを建てて、
みんな好きな時に好きな場所に建物を建築して他のライバーがそれを見たり、
偶然居合わせた人がぎこちない挨拶したりするのが楽しいんですよね。
で、夏祭りのイベントを誰かが企画して参加者と時間を合わせて遊ぶこともあります。
スプラもマリカもゲーム内で大会が開けるので参加者のレベルを均等にチーム分けして、
エンジョイではあるのですが優勝した人は涙するくらい白熱した配信を見る事ができます。
そして今回取り上げるパワプロですね!!これこれ!!
「にじさんじ甲子園」って何?
そもそも何故にじさんじ甲子園が行われるようになったのでしょうか。
最初はパワプロ配信を各ライバーがやっていて、仲のいい同士で対戦するなどといった状況でした。
そうなると当然大勢で集まって1番を決めたら面白いんじゃない?って流れになります。
そして、にじさんじ甲子園のMC2人をご存じでしょうか?
1人は舞元さん!!もともと野球も好きだしパワプロ配信もしていました、にじさんじ所属なのでMC担当していてもおかしくないです。
で、もう一人が天開司さん!!彼は個人ライバーなんですねぇ。
昔にじさんじネットワークというVtuberを支援するプロジェクトに所属はしていたのですが、
現在はまた個人Vに戻ったのかな。
それで今回も監督の1人を務める椎名唯華さん(以下しぃしぃ)と
僕の記憶ではこの2人がパワプロでコラボした、
「実況パワフルクズ野球~栄冠ナイン一本勝負~」
この企画が現在のにじさんじ甲子園の原点かなと思ってます。
原点である企画に参加していた天開さんが現在もにじさんじ甲子園に携わるのは納得かなぁと、
知らない人もなるほどそんなことがあったんですねぇって感じだと思います。
ちなみにしぃしぃが大福と呼ばれるきっかけも天開さんだと思ってますww。
あとどうしても語りたかったのですが、
しぃしぃに至っては2020年開催のにじさんじ甲子園で優勝しご褒美にパワプロ内にスキンとして公式に登録されました。
パワプロにキャラクターとして登録されるのが夢だとしたら、まずとてつもなく狭い門であるプロ野球選手に普通ならなくてはいけません。
それ以外で野球キャリアもない人が公式にゲーム内に登場したのは初めてなのではないでしょうか?
ということはですよ?全くにじさんじやライバーやYouTubeすら見たこともないパワプロのファンがいきなりしぃしぃのスキンを見て誰だこれ?ってなるわけですからね、
メーカーもそれでもご褒美としてオーケーしたのはにじさんじのリスナーがしぃしぃのスキン目当てに売り上げがあると踏んだのでしょうか、わからないですがw
そこまでの大きな大会に育ったってことですよね、決勝は何万、何十万人って同時接続数行きますから。
まぁそんなこんなで脱線もしましたが、にじさんじ甲子園をやろうと企画+MCを天開さんと仲良しパワプロ好きでもある舞元さんがやるといった経緯でした。
現在の状況
6チームが栄冠ナインの育成を開始して今のところ1年目の秋~2年目春くらいかなぁ。
で、3年目まで育成して完成したチームを本戦で戦うと。
ちなみに本戦は8/12~8/14でAとBリーグに分かれて1位同士か最終日に戦い優勝校を決めるスケジュールです。
レオス・ヴィンセント 楽園村立まめねこ高校
笹木咲 パンパカパンダ高校
加賀美ハヤト 加賀美大附属高校
イブラヒム 帝国立コーヴァス高校
葛葉 神速高校
ニュイ・ソシエール チョモランマ高校
椎名唯華 にじさんじ高校
Aリーグは何と言っても加賀美監督ですよねぇ。とにかく打撃育成に力を入れ魔物と言われる敵チームのエラー率を高めるデバフがことごとく成功し1年目の夏甲子園出場を果たしてます。
次にリゼ監督かなぁ、ピッチャーの能力を引き出すキャッチャーAという能力を有した捕手がいます。
上記2名が凄いだけでレオス笹木両監督も善戦してますし、一発勝負なので必ず強い高校が勝つとは限りませんし、
2年目の新入生や特訓による特殊能力獲得にも期待ですね。
Bリーグは椎名監督の豪運が今回も発揮されています。
どうやら1年目の夏0勝で秋に2勝と練習試合を数回こなし中堅校の評価を獲得したようです。
舞元さんの切り抜きを見る限りかなりレアケースのようです。さすがです、どうなってんだww。
しかしその舞元さん!!!選手としてニュイ監督にドラフトで選ばれ彼女を獲得してます!!!どうなってるんですか!!!ww
更に1年生ガチャでニュイ監督は転生プロをゲットしており初期値としては今大会最高の選手のようです、
同期の葉山さん(おはやま)がこの転生プロとして威圧感を獲得し最強の選手、王覇山としてチームの中心を担うことになります。
葛葉監督は相変わらずしばさんを走らせルカ・カネシロさんが盗塁Aを獲得してます、そして天宮さんは厳しい練習の末モンハンを没収されていますww。
個性的な監督達が様々な奇跡を起こす中さすが笑いどころ満載の配信するなぁ。エンタメとして凄いので野球を何も知らない状態で見ても楽しめるでしょう。
そしてイブラヒム監督は配信外で自身のチーム状況を確認した際にどうやらセーブに関する手違いが起こりペナルティとしてチームのステータスがかなりダウンしてしまったようです、
栄冠ナインってセーブポイントからやり直して強いチームを作る事が出来ない仕様なんですねぇ。
真面目が故に起きてしまった悲劇ですがまだ序盤という事もありこのまま続行、ただイブラヒムさんはパワプロに関して博識ですし様々なゲームも得意なのでここから巻き返してくれると思います、大丈夫!!
まとめ
加賀美監督の1年目夏甲子園出場、椎名監督の豪運による中堅校評価、舞元さんの彼女獲得、
このあたりが序盤の個人的なハイライトですかねぇ。
栄冠ナインを知り尽くした人によるガチ育成の配信も好きですが、各監督がおぼろげな知識とコメントの指示によりワチャワチャする様子、
自らピッチャーバッター守備など操作することなく監督として様々な選択肢に迷い選んだ結果点が入れば騒ぎ打たれれば嘆きとコメントもしやすくて一緒になって盛り上がるのが僕はとても楽しいです。
今後の練習と試合により選手に不利な能力がついたり、強い選手が全然活躍しなかったり、平凡な選手が意外な場面でヒーローになったり面白い展開が間違いなく待っているのでその辺を追っていきたいですねぇ。
次回は育成完了くらいでまたブログ書きたいと思います。